印刷用データのカラーモード(CMYK)について
昨今では、お客様の作成したデータをお預かりし、印刷のみ行うという仕事も多くあります。
そこで今回は、印刷用データ作成時のお願いについてです。
まず、一番最初に確認して頂きたいのは、カラーモードです。
テレビやパソコンなど、デジタルの画面上で見るものは“光の三原色”「RGB (Red(赤)・Green(緑
)・Blue(青)」ですが、
印刷用のデータは「CMYK Cyan(シアン)・Magenta(マゼンタ)・Yellow(イエロー)・blacK(ブラック)」カラーです。
(色についての基礎知識はこちら)
基本的な部分ではありますが、リンクしている画像などがRGBになっている…というデータを度々見かけます。
本体のカラーモードだけでなく、リンクファイル一つひとつのカラーモードの確認もしていただくことが、色のトラブルの回避にも繋がります。
また、RGBのものをCMYKに変えた時、見落としがちなのが「黒(black)」の色です。
RGBをCMYKに変換すると、黒の部分がCMYKの4色になっている場合があるのですが、それに気付かずにデータを作成してしまうと、印刷でもその部分に4色の色が重なってしまうのです。
データ上ではあまり気にならないかもしれませんが、印刷をするときには見当不良などの問題もあるので、お客様への確認や修正が必要となる重要な項目です。
特別な理由がない限り、黒の文字などはK100%で作成するようにしてください。
「データで入稿してみたいけれど、設定などがいまいちわからない」
データ作成時に疑問に思うこと、不安に感じることがあればお問い合せ頂ければと思います。
- お電話でのお問い合わせは027-224-6245(営業時間:午前5:15~午後5:15)
- メールでのお問い合わせはコチラから
モバイルサイトはこちらから
上毎Webサイトが携帯からもご覧いただけます。QRコードを読み取ってアクセスしてください。(ただし、携帯では表示できないコンテンツもございます。ご了承ください)