上毎の営業・制作・印刷・総務のスタッフが週替わりでブログを書いています。お立ち寄り下さい。
今年もありがとうございました。
いよいよ年の瀬となり、新しい「2013年」を迎えようとしています。今年も1年間大変お世話になりました。
2013年もいろいろなことに挑戦していき、少しでもお客様のお役に立てることを目標に、社員全員邁進
していく所存です。選挙も終わり、社会情勢にも変化があるかと思いますが、常にアンテナをはりながら
情報を集め、お役に立てる提案をしてまいりたいと思っております。
「2013年」を更なる飛躍の年にしましょう!
年賀状、寒中見舞いについて
「福袋」、「大掃除」なんて言葉も見かけるようになり、いよいよ年末!といった印象ですね。
なんとなく周囲がせわしく気持ちも落ち着かないのが師走というこの月ですが、そんな時だからこそ落ち着いて過ごしたいものです。
先日年賀状の注意点について書きましたが、少し付け足しです。
(もう年賀状を書かれた方も多いかもしれませんが…)
横向きの絵柄の場合
年賀状のデザインで、はがきを横向きにしたタイプのものも多く見られますよね。
しかし、いざ自分で書こうとした時、どちら向きに絵柄を置くか困る方も多いのではないでしょうか?
絵柄を書く面(横向きとなる面)を表にした時、左側に宛名面の郵便番号の枠がくる場合を「左天(ひだりてん)」と呼び、
絵柄を書く面(横向きとなる面)の右側に宛名面の郵便番号の枠がくる場合を「右天(みぎてん)」と呼びます。
はがきは宛名の面がおもてですから、郵便番号の枠の方を上(=天)と表すということですね。
そして、一般的に多く使われているのは「左天」です。
日本人は右利きが多い、というのがその理由です。
実際に試していただければわかりやすいと思いますが、
右利きの場合、はがきの表側(宛名面)を見るときには右手で下側を持つことが多いと思います。
そしてそのままひっくり返した時、左天になっていると絵柄が見やすくなるのです。
どっちが上だったかな、と迷うような時には実際にひっくり返してみると良いでしょう。
縦型のものでも、たまーにですが、表裏で上下が逆のものを見かけることがあります。
新年早々ちょっと格好悪いので、注意したいところですね。
寒中見舞いについて
ついでに、寒中見舞いについても少しだけ。
寒中見舞いとは、一年の中で最も寒い季節を迎え、相手の体調を気づかうお手紙のことです。
同時にこちらの近況を伝える役割も果たしています。
また、
・喪中の方に年賀状の代わりに挨拶状として
・喪中と知らずに年賀状を出してしまった方へのお詫びとして
・喪中と知らずに年賀状を戴いた際に、年賀状の返事の代わりに出すお返事として
・年賀状を出すのが遅くなり、松の内(1月1日~1月7日)を過ぎてしまった際に年始の挨拶(年賀状)の代わりとして
・年賀状をくださった方へのお返事として
(遅くなった場合。松の内があける前なら年賀状でのお返事でOK)
などなど、実際には色々な使い方ができる便利なお便りでもあります。
年賀状は松の内(1月7日)までに出すものなので、それ以降に出す場合は寒中見舞いのほうが良いですね。
ちなみに、寒中見舞いは寒の入り(1月5日)ごろから立春の前の日(2月4日)ごろまでに出すものと言われています。
年始の挨拶はメールで済ます、というひとも多いかと思いますが、
喪中の方の、喪中の方への挨拶となるとやはりお便りとして出すのがおすすめです。
人と人とをつなぐ基本である挨拶。
忙しいから…といっておろそかにせず、大切にしていきたいものですね。
トレーシングペーパーに白インキ
これは、ある本の表紙に使用したものです。トレーシングペーパーに白インキで印刷しました。
半透明の表紙に白い蝶が浮き出て、とても上品な仕上がりになっています。
トレーシングペーパーをカバーや帯に使うことは珍しくないと思いますが、表紙として用いるために様々な苦労がありました。
まず、蝶を浮き立たせるため、白インキを2度印刷しました。
そして、そのままではこすれてインキが落ちてしまう心配があったため、白い蝶のうえに、透明のニスを2回印刷してこすれ防止としました。
最大の難関は、表紙として使用するために、背の部分の糊を見えなくするにはどうしたらいいか、ということでした。
何度もテスト印刷をくりかえしました。
ホットメルトの糊が思ったより黄色く、背の部分が黄色くみえてしまったりしたこともありました。
糊の黄色を隠そうとして背の部分に白インキを印刷すると、今度はインキが邪魔をして糊が付かず苦労しました。
何度も印刷をするのでインキが乾かずに待ち時間が出てしまったり、インキが乾きすぎても乾かなすぎても、ニスがうまくいかずやりなおしたり、と試行錯誤の連続でした。
ようやく、製品ができあがったときは、満足感よりも「本当に大丈夫か」という不安のほうが大きかったです。
お客様から「大変満足している」と喜びの声をいただいたときは、社員一同安堵しました。
表紙にひらひらと舞う蝶の下には、別の蝶がうっすらと影をのぞかせ、とても幻想的な表紙です。静謐な、白の風景をひきしめるために用いた金色の文字が、神々しく格調高く輝いています。
思い出深い製品となりました。
印刷用語:これだけは知っておきたい校正記号
印刷物を作成するときに校正はつきものです。
誤りを修正したり、組版の修正を指示したりする作業です。
指示するときは、赤鉛筆か赤のサインペンを使用してください。
校正記号とは
修正指示などを行う場合に使用する記号のことです。
これだけは知っておきたい、基本の校正記号
文字の修正
修正する箇所を斜線や丸囲みで指定し、そこから余白に引き出して指示をします。
ホワイトで消して上から書き込むのは不可です。どの箇所を直すのかが分からなくなってしまいます。
修正指示の取消し
修正指示を取り消すのは元の位置の近くの余白に「イキ」と書き込み、修正内容を線で上書きして取り消します。
文字を削除
削除する文字があるときは、「トル」と記入します。
文字の上に線を上書きしただけでは削除していいのか迷います。
さらに線のみだと指示を見逃してしまう可能性があるので、分かりやすくするために「トルツメ」と記入します。
文字を挿入
文字を挿入するときは、挿入する位置に「y」のように線を入れて、挿入する文字を余白に書き込みます。
改行
文字位置の修正
字間をあける、つめる
記号の書く向きに注意してください。さらに赤字で「あける」「つめる」と書き添えればわかりやすくなります。
文字の入れ替え
文字をくるむように記入するか、入れ替える文字をそれぞれ囲んで矢印を記入します。
今回は最低限知っておきたい校正記号を紹介しました。
校正記号にはまだまだ種類があるので、いずれ紹介できればと思います。
2013年更なる飛躍の年に
2012年も残すところ後数週間となりました。今年一年を振り返ると、果たしてお客様のお役に立てたのだろうか、喜んでもらえてだろうか。そんなことを考えます。時代の流れとともにお客様のニーズも変化してきます。それに対応するのはとても難しいことですが、ただ見ているだけで何もしなければついていけません。そこで上毎印刷では印刷以外のもの、また印刷に絡めたもの等幅広くご提案させていただいております。2013年もさらにパワーアップした上毎印刷にご期待ください。今年一年ありがとうございました。
今年も残り1ヵ月をきりましたね。自分自身のことを振り返ってみると、いろいろなことがありました。小学生になる娘の運動会や発表会を見て、子供の成長振りに驚かされます。普段、接する機会が少ないので学校行事などで姿を見ると驚きと嬉しさでいっぱいになります。そんな姿を写真に収めて、振り返って見ても楽しいですね。そんな写真もいいものだけを集めて、きちんとした一冊のフォトブックにしたいと考えています。子供の成長記録としてまとめて、子供が成人した時に大切な思い出を振り返ってみたいと思います。同じように感じた方は、当社のホームページを是非ご覧ください。
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