年賀状、寒中見舞いについて
「福袋」、「大掃除」なんて言葉も見かけるようになり、いよいよ年末!といった印象ですね。
なんとなく周囲がせわしく気持ちも落ち着かないのが師走というこの月ですが、そんな時だからこそ落ち着いて過ごしたいものです。
先日年賀状の注意点について書きましたが、少し付け足しです。
(もう年賀状を書かれた方も多いかもしれませんが…)
横向きの絵柄の場合
年賀状のデザインで、はがきを横向きにしたタイプのものも多く見られますよね。
しかし、いざ自分で書こうとした時、どちら向きに絵柄を置くか困る方も多いのではないでしょうか?
絵柄を書く面(横向きとなる面)を表にした時、左側に宛名面の郵便番号の枠がくる場合を「左天(ひだりてん)」と呼び、
絵柄を書く面(横向きとなる面)の右側に宛名面の郵便番号の枠がくる場合を「右天(みぎてん)」と呼びます。
はがきは宛名の面がおもてですから、郵便番号の枠の方を上(=天)と表すということですね。
そして、一般的に多く使われているのは「左天」です。
日本人は右利きが多い、というのがその理由です。
実際に試していただければわかりやすいと思いますが、
右利きの場合、はがきの表側(宛名面)を見るときには右手で下側を持つことが多いと思います。
そしてそのままひっくり返した時、左天になっていると絵柄が見やすくなるのです。
どっちが上だったかな、と迷うような時には実際にひっくり返してみると良いでしょう。
縦型のものでも、たまーにですが、表裏で上下が逆のものを見かけることがあります。
新年早々ちょっと格好悪いので、注意したいところですね。
寒中見舞いについて
ついでに、寒中見舞いについても少しだけ。
寒中見舞いとは、一年の中で最も寒い季節を迎え、相手の体調を気づかうお手紙のことです。
同時にこちらの近況を伝える役割も果たしています。
また、
・喪中の方に年賀状の代わりに挨拶状として
・喪中と知らずに年賀状を出してしまった方へのお詫びとして
・喪中と知らずに年賀状を戴いた際に、年賀状の返事の代わりに出すお返事として
・年賀状を出すのが遅くなり、松の内(1月1日~1月7日)を過ぎてしまった際に年始の挨拶(年賀状)の代わりとして
・年賀状をくださった方へのお返事として
(遅くなった場合。松の内があける前なら年賀状でのお返事でOK)
などなど、実際には色々な使い方ができる便利なお便りでもあります。
年賀状は松の内(1月7日)までに出すものなので、それ以降に出す場合は寒中見舞いのほうが良いですね。
ちなみに、寒中見舞いは寒の入り(1月5日)ごろから立春の前の日(2月4日)ごろまでに出すものと言われています。
年始の挨拶はメールで済ます、というひとも多いかと思いますが、
喪中の方の、喪中の方への挨拶となるとやはりお便りとして出すのがおすすめです。
人と人とをつなぐ基本である挨拶。
忙しいから…といっておろそかにせず、大切にしていきたいものですね。
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