上毎の営業・制作・印刷・総務のスタッフが週替わりでブログを書いています。お立ち寄り下さい。
最近、梅雨がどこへいってしまったのかと思うくらい暑い日が続いていますね。車の中も かなりの暑さになり、乗り込むのもやっとです。真夏の暑さを考えただけでも、汗がでてきそうです。夏本番になると、今まで以上に節電を意識する必要があると思います。来場者の方などにも理解をいただけるような文字だけではなくデザインのある節電ポスターを入り口にあると、一味違う感じの印象になります。いろいろなデザインのポスターで社内でしてみてはいかがでしょうか。
オーバープリントについて
印刷でよくあるトラブルの一つに挙げられるものに、「オーバープリント」の問題があります。
通常、カラーの印刷物では、4色のインク(CMYK)を使って色を表現します。
イラストレーターなどのソフトでもこの4色の数値で色を調整していきます。
しかし、実際の印刷では、インクの色ごとに刷版が作られ、1色ずつ刷っているのです。
つまり4つの版を使って順番にインクを刷り重ねることで印刷が行われる、ということです。
インクを刷り重ねていく、ということなので、
それぞれの版の位置が少しでもずれてしまうことがあると、異なる色が隣り合っている部分で隙間ができ、本来見えるはずのない部分に紙の白が見えてしまうことになります。
これを版ズレと言い、場合によってはデザイン的な品質低下にもつながってしまいます。
それを避けるために「オーバープリント」の処理が存在します。
オーバープリントとは「色と色とをそのまま重ね合わせる」という設定で、
オブジェクトが重なっている場合に、上のオブジェクトだけでなく下のオブジェクトの色も印刷するというものです。
つまり、「下の色+上の色」になっているということです。
通常、スミ(K100%)の色はこのオーバープリントの設定がなされています。
スミ100%の色は濃いため、下に他の色があってもそれほど影響を受けないからです。
しかし、スミ文字(K100%)であっても、注意しなければならない場合もあります。
下の画像の、絵柄の上に載る太いスミ文字を見て下さい。
スミ文字(K100%)は通常オーバープリントの設定になる、と上で述べましたが、良く見ると文字の下側に下の図柄の境界線が表れています。(※通常モニタ上ではわかりません。)
スミのインクであっても、「下の色+上の色」になっていることは変わりがなく、完全に下の色を覆い隠すことが出来るわけではないからです。
面積が狭く、また図柄の境界線でない部分では殆ど気にならないのですが、上の例のように大きな面積のものの場合はどうしても色の境目がはっきりと表れてしまうのです。
こういった場合は、文字の色を「K100+シアン30~50%」などに設定することによりオーバープリントの処理を外すことが可能となります。
また、スミ以外の色にオーバープリントの設定をした場合は、大きなトラブルにつながる可能性があるので注意が必要です。
オーバープリントとは、前述した通り「下の色+上の色」になるということなので、
背景を青にし、上に黄色のオブジェクトを重ねると、仕上がった際にオブジェクトの色は緑になってしまうのです。
スミ以外の色同士を重ねる際には、特別な理由がない限りオーバープリントの処理を行わないようにすることが重要です。
(スミ以外の色を重ねる際にはオーバープリントではなく「抜き合わせ」等と呼ばれるいう処理を行うことによって上記のような版ズレなどのトラブルを避けることが出来ます。)
データと印刷したものとで色が変わってしまうというトラブルを避けるためにも、
オーバープリントの危険性を認識し、むやみにオーバープリントは使用しないという意識を持ってデータを作成することが大切です。
文字の大きさを表す級数とポイント
文字の大きさを表す単位には、
日本のミリメートル法にもとづいた「級数」、
欧米で使われていた「ポイント」という2つの単位があります。
級数
1級は0.25mmです。
本文などで多用する12級という文字サイズが、0.25mm×12で、3mmとなります。
必要な字数を収めるためのスペース計算など、紙面設計が簡単に出来るのが級数のメリットです。
ポイント
1ポイントは1/72インチです。
日本ではJISがアメリカポイントを採用しており、1/72インチ=0.3514mmになっています。
WordやExcelなどのソフトで文字サイズを選ぶときに、みなさんもよく使っているはずです。
文字の大きさを表す単位として、一般の人にもなじみ深い呼称です。
書体による見え方の違い
同じ大きさに指定した文字も、書体によって実際に感じる大きさが異なります。
同じ明朝体、同じゴシック体であっても、書体のデザインによって字面が異なります。
そのため、小さい文字でも読みやすい書体、小さい文字だと読みにくい書体があることを考慮して、大きさの調整をする必要があります。
オンライン カジノ
もう今年も半年が過ぎようとしています。
世間では 夏商戦真っ只中ですが、
年末年始の動きもチラホラ見受けられます。
弊社もその動きと共に 行動しており、 その一つにカレンダーがあります。
販促用から個人限定物まで多種多様にお受けしております。
個人的に気に入っているのは 3連式のカレンダーです。(常に3カ月分が見られます)
これはオススメです!!
名刺もいろいろ・・・
仕事柄、多くの方々と名刺交換をしますが、それこそ紙質・デザインなど、多種多様な名刺をいただきます。
初めてお会いする方とは、まずは名刺の交換からなので、いわば自らの分身のようなものです。
今弊社で使用している名刺は、裏面に社名の由来が記述されています。本当のことを言うと、社員の中でも
社名の由来を知っている者は、意外と少ないのかも知れません。お客様との会話の中でもひとつの話題と
しても面白いとも思います。それにPP加工(ビニールびきのようなもの)をしてあり、持った感触もいいです
し、破れに強いというメリットもあります。皆さんも普段なんとなく使っている名刺、一工夫してみてはいかが
でしょうか。
人には感知しやすい色や寒く感じる青系などの寒色、飛び出して見える赤系の進出色など、さまざまな特徴を持っています。
その中のひとつに、色に錯覚がおきる不思議な対比現象があります。
ある色の背景にその色よりも高い彩度色を配置すると、前面の色は本来の色より彩度が低く見えるようになります。また前後を反対に配置すると手前の色は彩度が高く見えてしまします。
2つの図の中心にある色は、どちらもまったく同じ色です。右の図のほうが左に比べて明るく鮮やかに見えると思います。
これは気に入って買った洋服が店の外や違う場所で見てみると、派手に見えたり地味に見えたりする経験があると思いますが、まさにこれが「彩度対比」によるものです。このように周りの色に影響され、本来の色に見えなくなることもあるので、色の難しさは尽きません。
製作上こういった色の錯覚などにも注意しながら今後も取り組んでいきたいと思います。 オンライン ブラックジャック
自費出版~思い入れを形に
現在、あるお客様の記念誌を作成中です。
その中には、そのお店に来店されたたくさんの方々のそれぞれの思い出が語られており、その「想い」の深さに心を動かされます。
創業から現在に至るまで、どれほどそのお店が(私どもにとってはお客様)必要とされているか、店員さんが地域の皆さんに愛されているか、とてもよく伝わってきます。
私どもも、これほど強くお客様に愛され必要とされているだろうか、いや、ならなければと思います。
また、このような「熱い気持ち」を届けていただいて大変ありがたく感じます。良い本になるよう力を尽くします。
記念誌や自分史など検討されている方はどうぞご相談ください。
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