デジタルとアナログの共存
昨年の東北地方太平洋沖地震 からまもなく1年が経とうとしています。
家族との絆・日々の暮らし、それまで当たり前だと思っていたことが、実はたいへん恵まれていたことだったんだと思い知らされた1年でありました。
例えば日々の暮らしの中で言えば電気について考えさせられました。
今までは電気のスイッチを押せばライトがついて、リモコンで操作すればテレビがついて…。
「電気のムダ使いはやめよう。」と思っていながらもついつい電気のつけっぱなしをしてしまうこともしばしば。
しかし今回の大震災で行われた計画停電によりスイッチを押してもライトはつかない、リモコンを操作してもテレビはつかない。
そして、電気で動く暖房器具も動かない。
そこで見直されたのが、石油ストーブや自転車などの”アナログ”なものだったのではないでしょうか。
弊社で取り扱っている紙もアナログな物の1つ。
最近ではウェブなどのデジタル媒体に押され気味ですが、紙でしか得られないもの・表現できないものもあると思います。
インキで表現する色の深み、手にとって感じることができる紙の質感。
それらにはどこか暖かみを感じ、そしてまだまだ無限の可能性もあると思います。
デジタル(ウェブ)とアナログ(紙)、この2つがうまく共存していければ最高だと思います。
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