ルビとは


文章内の文字に対し、「ふりがな」「説明」「異なる読み方」といった役割の文字を、文章より小さな文字で記すもののことです。ルビをつけることを一般的に「ルビを振る」と表現します。

「ルビ」という名の語源は、ルビを振る大きさの活字のことをイギリスでは「ruby(ルビー)」とよび、日本ではその活字を「ルビ活字」とよんでいました。
そして「ルビ活字」によってつけられた「ふりがな」「説明」などのことも「ルビ」と呼ぶようになりました。
昔のイギリスでは、活字の大きさを宝石の名前をつけて読んでいたようです。

ルビの種類

ルビは親文字(被ルビ文字)の字数とルビの字数によって種類があります。
標準は、ルビを親文字の中央に揃える「中つき」。
頭揃えで組む「肩つき」。
片仮名ルビや熟語訓、当て字などをまとめる「グループルビ」という組み方があります。
ルビの種類:中つき、肩つき、グループルビ

ルビの文字の大きさは親文字の半分が標準です。
見出しなど大きな文字にルビを振る場合は、半分の大きさだと目立ちすぎるので任意の大きさに調整した方がよいです。

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