名刺のお仕事を沢山いただくこの時期。(ありがとうございます!)

会社の数だけデザインがあり、見比べてみると様々な特徴が興味深くもあります。
カラフルな、楽しげな雰囲気のものだったり、1色だけでまとめた落ち着いたものだったり。
また、使われている紙にも色々な種類があります。

心機一転、名刺のデザインを新しいものにしたい…なんて考えことがある方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
普段身近にあるものでも、いざ自分で作ってみようとすると意外に難しいものです。

下の画像は、名刺の基本的なレイアウトです。

社名・店名が一番上に、名前を真ん中に、住所や電話番号は一番下に。
ビジネス名刺などで良く見る、オーソドックスなレイアウト。

あまり知られていないここでのポイントは、オレンジの線


つまり、社名、名前、住所など、各カテゴリの先頭部分が一直線上に並ぶように配置してあげる、ということです。(縦型のものでも同様です)

この事を意識するときれいな仕上がりになってくれますよ。

最近はメールやHPのアドレスなどを入れる場合も多いので、横型名刺の方が多いようです。

 

横型でも縦型でも基本は同じですが、使われる文字(書体)には少し違いがあります。

名刺に使われる書体には、良く使われる「明朝体」の他に、「楷書体」「ゴシック体」などがあります。

明朝体より少し和風な書体である「楷書体」は、縦型の名刺で良く使われます。誠実さや伝統的な印象を出すのに適している書体です。(見本の縦型名刺の書体は楷書体です)

一方ゴシック体横型名刺に多く使われます。(見本は明朝体ですが…。)ゴシック体は新しさや親しみやすさを感じさせる書体です。

同じ内容でも、書体の違いによって雰囲気もだいぶ変わってきますので、書体選びは重要です!

 

「人と同じじゃつまらない。」
「ちょっと変わった、インパクトのあるものがいい」

そんな意見も聞こえてきそうですが、基本がわかっていてそれをいじるのと、基本を知らずに好き勝手つくるのでは全く違うものです。

どんなにカッコよく作っても、受け取った方が読みにくければ意味がありません。
受け取った人に、自分たちの思いが伝わるような名刺を作っていきたいものですね。

ちなみに…デザイン名刺の例も載せておきます。

 

 

 

自分を、会社を表現するツールとして、名刺を存分に活用していきましょう!

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