2色印刷の場合、4色フルカラーの表現力を、別の要素で補わなければなりません。特色同士を掛け合わせることで、ある程度の色のバリエーションは作ることが可能です。

特色には、プロセスインクにないインパクトを出せるというメリットがあります。しかし、データを作る段階では直接特色を指定するのではなく、シアンやマゼンタといったプロセスカラーを特色の代用(たとえば、DIC 100の代わりにシアン、DIC 200の代わりにマゼンタといった具合)として製作するので、正確な色が確認できないというデメリットもあります。実際の印刷での色を把握しにくいため、ソフト上で掛け合わせをシミュレーションしても、実際の色とは異なることもあり、印刷してみないと正確な色は分かりません。

このように2色印刷は奥が深く手間もかかりますが、それぞれの媒体のコンセプトを効果的な色を用いてインパクトのある表現を出せることが、2色印刷の醍醐味といえると思います。

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