通常オフセット印刷でカラーを印刷するには、プロセスカラーのCMYKインキで印刷するのが主流です。

しかし中には、このプロセスカラーでは表現が難しい色があります。

蛍光色であったり金や銀といった色のほかに、彩度が高い色はプロセスカラーで再現するには限界があるのです。

そこで、印刷現場ではそのとき使う色のインキを練ってつくります(インキの調肉作業)。

①使うインキを用意します。

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②インキを用意したらヘラというものを使ってひたすら混ぜていきます。


③練り終わったら紙にたたいて色を見ていきます。

インキを紙に付けただけの状態だと上の写真のように茶色に見えますが、紙でたたいて薄く引き伸ばしていくと…

このように黄色くなります。こちらが実際の印刷時の色になります。

インキは様々な色がありますが、販売されているインキだけでは再現できない色が多く、大抵の場合、複数のインキを混ぜ合わせて「使いたい色」を作りだします。多くの色はDICやPANTONEの色見本帳にインキの配合が載っているので、その配合によってインキを練り「特色インキ」を生成しています。

しかし、同じ配合で練ったとしても印刷する日の気温や湿度・印刷する機械の違いにより、若干ですが色の見え方が変わってくることがあります。

その場合、数g単位でインキを足すなどして微調整を行っていきます。

とはいうものの、この特色インキ。

1年に1回ぐらいしか使わないなんてこともあるので、基本的にはその時に使う分しか作成していません。(置いておくと劣化してしまい使い物にならないのです。)

ですので、印刷の絵柄・面付けの数・通し枚数を考えて必要な量を作っています。

そのときの気温・湿度を考慮しながら、使いきる量だけを作る!

特色インキの作成1つをとっても職人技が光っています。

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