普段何気なく読んでいる新聞、書籍、雑誌など。
あたり前に目にしているものの中に、体裁の美しさや読みやすさを損なわないために定められたルールがあります。
そのひとつが「禁則処理」です。

禁則処理とは

句読点が先頭に来たり、始まりのカッコが行末に残ったりすることを避けるのが禁則処理です。

禁則処理しないもの

禁則処理しないもの

行頭に「、」「…」「!」が来てしまっています。
それを禁則処理したものが下の写真です。

禁則処理したもの

禁則処理したもの

禁則処理の対象になる文字例

行頭禁則文字
、 。 , . ・ ) 」 』 】 ’ ” ? ! : ; 々   など
行末禁則文字
( 「 『 【 ’ ”    など
分離禁則文字
……(3点リーダー)  ――(2倍ダーシ)  100%(単位)  2,000(連数字)   など

その他の禁則処理

くり返し記号や単位の他にも、分けると失礼になる語句を任意に禁則処理する場合もあります。

任意に禁則処理したもの

任意に禁則処理したもの

 

文字を読む側の時には気にして見ていないものですが、
制作する側になってみると色々と細かなルールがあるのです。
私たちは「人に読んでもらったときに読みやすく、美しい形」を常に意識して組版しています。

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